続々「ボクの好きな人」(その五)

本シリーズ、最終話です(笑)
 
「さようなら」のメッセージを打った後、久しぶりに一人、飲みにいった。
ケータイの電池は切れてた。充電しようと思えばできたけど、その日ばかりは、電話やメールは、誰からも受けたくなかったのだ。
 
夜中に帰宅する。
そろそろいいか、と思って、ケータイを充電器につないだ。
 
途端、ものすごいメール着信数。
すべて、「ボクの好きな人」からだった。
 
"自分も好きです"
"息子も好きです"
"そうじゃなきゃ、会ったりしません"
"あの時は、本当に風邪ひいたの"
 
というような内容のメールだったと思う。
心のどこかでは、
"まぁ、ボクは上客だからな・・・"
という思いもよぎる。でも反対に、
"そうでなければ、いいなぁ"
とも思う。
ボクは、、、
"すいません。許してください"
と返信した。
 
次の日も朝から、メールがくる。
"寂しい誕生日です"
その日は、彼女の誕生日だった。
 
"もう一度だけ、ちゃんと話しましょうか"
"仕事終わって、夜7時ぐらい、都合はいいですか?"
と返信した。
"都合はいつでもいいです。待ってます"
という返事。
 
でも実は、その後、急に仕事する気がなくなってしまって、休みを取った。
午後3時ぐらい、サイトを使って、メッセージを送る。彼女がパソコンのある家にいるかどうかは、分かんなかったけど。
そしたら、すぐに返事がきた。
 
パソコンの画面上に彼女が現れる。
 
何を話すか、考えていたはずなのに、実を言うと、何話したか、ぜんぜん覚えていない。
彼女を見た途端、自分の思いを、吐き出すように話したと思う。
「好き」という気持ちを。
 
そうなんだ。。。。
 
ボクは、この人が好きなんだ。
 

 
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続々「ボクの好きな人」(その五) への4件のフィードバック

  1. ごろごろ より:

    お久しぶりです。
    何とか戦線復帰を果たしました。
     
    今日のブログを読んで、急ぎ過去のシリーズを読み返しました。
    感想を文章にするに当たり、表現能力のない私をお許し下さい。
     
    最初に私の胸に去来したのは「おめでとう」という一言でした。
    勘違いや、すれ違いで簡単に誤解してしまうけど・・・・・・
    たった一言で心が晴れ渡り、うれしくなることもありますね。
     
    私も、タマさんの一連の物語を読んで心が温かくなりました。
    「好き」っていう感情は・・・・・・本当に素晴らしい。
     
     

  2. より:

    ごろごろさん、こんばんは。戦線復帰、おめでとうございます。 今回のシリーズは、今年の1月ごろの話です。この後も、色々、あるんですけどね。 また、ちょくちょく、遊びに来てください。

  3. yotsuba より:

    満月、すごくきれい !! きれい という言葉ではもったいないくらい・・・。
    タマ。さんにとって、“好きな人” の存在は、この満月みたいなのでしょうね。
    私も、ごろごろさんと同じ。
    “好き” って感情は素晴らしい !!
    好きな人がいるってことは、なんて幸せなんだろう !!

  4. より:

    yotsubaさん、こんにちは。ほぼ同時に、コメント書き込みしあってましたね。ボクは、外回りで山寺の階段を登り、ヘタレてます。腰と足が… 長いシリーズ、読んでくれて、ありがとう。映画だったら、ここで終わるんだろうけど、まだ実は、色々と起こりましてね。 続きは、いつか、また。です。 好きっていう気持ちは、苦しいこともありますが、がんばってこうと思います。

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